- 国内アニメの円盤売上は、2025年に前年の約7割まで減りました
- 作品ごとの円盤売上と、続編を決める基準は、確認した公開資料にはありません
- 配信と円盤の金額を分けた2025年の内訳は、日本動画協会のレポート(2026年12月上旬刊行予定)を待つ必要があります
円盤とは?この記事で扱う範囲
「2期」の話を確かめる数字は、いま何が公開されている?
| 知りたいこと | 2026年11月2日時点の公開状況 | 資料 |
|---|
| 作品ごとの円盤売上 | 確認した資料にはない。JVAが出しているのはジャンル別・媒体別の合計 | JVA 2025年年間統計 |
| 国内アニメの円盤売上の合計 | あり。2025年は186億7,900万円 | JVAの統計(アニメーションビジネス・ジャーナル) |
| 配信・円盤・グッズなどに分けた2025年のアニメ市場 | 速報では総額だけ。区分別の金額は2026年12月上旬刊行予定の『アニメ産業レポート2026』に載る予定 | 日本動画協会 |
| 制作会社の売上 | あり。日本動画協会の推定は5,055億円、帝国データバンクの集計は4,065億8,600万円 | 日本動画協会/帝国データバンク |
| 続編を決める基準 | 確認した資料にはない | ― |
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出典:https://www.jva-net.or.jp/news/news_260224/result.pdf / http://animationbusiness.info/archives/17116 / https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000039770.html / https://www.tdb.co.jp/report/industry/20260819-animation25y/ (いずれも2026年11月2日確認)
2025年は円盤が縮み、アニメ市場は伸びた
「円盤で応援」は2つの話に分けられる
| 「応援」の中身 | 公開資料で確かめられること | 確認した資料には書かれていないこと |
|---|
| 作品にお金が届く | JVAの統計は、会員社が発売・販売する作品の出荷段階の売上(返品分は差し引き) | メーカーの売上が、制作会社や原作者などへどう配られるか |
| 売れ行きが関係者に伝わる | JVAが公表しているのは、ジャンル別・媒体別の合計 | 作品ごとの円盤の売上 |
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出典:JVA 2025年年間統計の注意書き(https://www.jva-net.or.jp/news/news_260224/result.pdf、2026年11月2日確認)
「円盤を買わないと2期は来ない」はどこまで言える?
- 続編を決めるときに、円盤・配信・グッズ・海外の売上をそれぞれどれだけ重く見るか
- 配信の再生数が、続編の判断でどう扱われているか
「2期」の投稿を見たときの確かめ方
| 投稿の種類 | 確かめること |
|---|
| 公式サイト・公式SNSの発表 | 公式のアカウントからの発表か、いつの発表か |
| 関係者のインタビューやイベントでの発言 | 元の記事や配信で、その作品についての話なのか一般論なのか |
| 売上ランキングからの予想 | どの会社が、どの期間を集計したランキングか。順位と続編の判断を結びつける根拠が示されているか |
| 出典のない投稿 | 推測として受け止める |
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新しい数字が出たら見直す順番
- 日本動画協会『アニメ産業レポート2026』で、2025年の国内市場のうち配信とビデオ(円盤)の金額を確かめる
- 配信の増えた額が、円盤の減った額(約83億円)より大きいかを比べる
- JVAの次の年間統計(2026年分)で、国内アニメの映像ソフト売上が下げ止まったかを確かめる
- 気になる作品の続編について、公式サイト・公式SNSの発表があるかを確かめる
まとめ:「円盤で応援」は中身を分けて考える
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