- 完成原稿あり+関東圏に行ける → 第一志望へ電話予約して直接持ち込み(ジャンプ 03-3230-6233/月〜金10:00-22:00)
- 完成原稿あり+地方在住 → モチコミonline(無料・最大30分)→ 本命完成後にWEB持ち込み
- ネームしかない → WEB持ち込みは門前払いの窓口あり。郵送・直接・出張編集部・秋田書店Web窓口へ
注意WEB持ち込みには「1人1作品まで」(ジャンプ)「原則1度限り」(週刊少年マガジン)という回数制限があります。ネーム段階や試し撃ちで送ると、本命ができたときに窓口が残っていません。
漫画持ち込みとは?投稿(漫画賞)との決定的な違い
持ち込みと投稿は「二重応募のルール」が正反対
| 項目 | 持ち込み | 投稿(漫画賞) |
|---|
| 目的 | 講評をもらう・担当を付ける | 受賞・掲載・賞金 |
| 複数社への同時提出 | 可能(並行OK) | 不可(二重投稿は失格) |
| 完成度 | ネーム可の窓口あり | 完成原稿が基本 |
| 結果が出るまで | 即日〜7営業日 | 数か月(締切後の審査待ち) |
| 得られるもの | 具体的な改善点・次の課題 | 順位と講評(受賞時) |
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ただし「担当がついた後」は同時持ち込みがマナー違反に転じる
- 講評をもらうだけの段階 → 複数社を並行して回ってよい(意見を突き合わせる価値がある)
- 「次はこれを描いてきて」と宿題が出た段階 → その編集者を軸に据える
- 名刺をもらい担当がついた段階 → 他誌への同時持ち込みは信義則上NG。移りたいなら先に断る
主要編集部の持ち込み窓口 横断比較表【制限つき】
| 編集部 | 予約電話 | 電話受付時間 | 直接持ち込み枠 | WEB持ち込み | WEB返信日数 | 回数・作品数制限 | ネーム受付 | スマホ・アナログ撮影原稿 | 対象外 |
|---|
| 週刊少年ジャンプ | 03-3230-6233 | 月〜金 10:00-22:00 | 予約制 | ○(24時間受付) | 7営業日以内 | 1人1作品のみ・代理投稿不可 | WEB不可(郵送/直接のみ) | 規定に従う | ― |
| 少年ジャンプ+ | 03-3230-6133 | 平日 10:00-22:00 | 予約制 | ○ | 各回の案内による | 漫画賞は1人3作まで | 要相談 | 規定に従う | 商業誌発表済作品(賞) |
| ジャンプSQ. | 集英社代表窓口経由 | 公式ページ参照 | 予約制 | ○ | 公式ページ参照 | 賞は55ページ以内 | 要相談 | 規定に従う | ― |
| 週刊少年マガジン | 03-5395-3460 | 平日 12:00-17:30 | 予約制(電話に出た編集者が対応) | ○ | 5営業日以内 | 原則1度限り・編集者指名不可 | 賞にネーム部門あり | 規定に従う | ― |
| 週刊少年サンデー | 03-3230-5480 | 平日 10:00-17:00 | 平日15:00-18:00・前日までに要予約 | ○(24時間受付) | 公式ページ参照 | 公式ページ参照 | 要相談 | 規定に従う | ― |
| 秋田書店(週刊少年チャンピオン等13誌) | Web窓口(会員登録制) | ― | 各誌の案内による | ○ | 5営業日以内 | 窓口規定に従う | 可 | 可(スマホ作成・アナログ撮影OK) | 原作脚本は不可 |
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出典:集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』WEB&直接持ち込み(2026) https://www.jump-mangasho.com/become/mochikomi/ /同Q&A(2026) https://www.jump-mangasho.com/qa/ /少年ジャンプ+漫画賞 募集要項(2026) https://shonenjumpplus.com/article/jumpplusaward /講談社「マガジンで描く!」(2026) https://debut.shonenmagazine.com/mochikomi /小学館 サンデー&サンデーうぇぶり持ち込み受付(2026) https://app.sunday-webry.com/event/mochikomi/ /秋田書店 Web持ち込み窓口(2026) https://mochikomi.akitashoten.jp/
「持ち込み漫画」の形式ハードルは編集部ごとに全く違う
フィードバック単価シミュレーション|交通費をかける価値がある人
| ルート | 実費(例) | 得られる面談時間 | アドバイス1分あたり | 打席数 |
|---|
| A:地方→東京 直接持ち込み | 新幹線往復 約29,000円(大阪〜東京)+原稿出力費 | 1社 約60分想定 | 約483円/分 | 1日1〜2社 |
| B:WEB持ち込み | 0円 | 0分(文章返信のみ・5〜7営業日待ち) | 0円だが打席1回で消費 | ジャンプ1作品/マガジン1回 |
| C:COMITIA出張編集部 | 入場料+交通費 | 15分×3〜5社=45〜75分 | 交通費÷45〜75分 | 回数無制限(整理券再取得可) |
| D:モチコミonline | 0円 | 最大30分×申込社数 | 0円/分 | 複数編集部へ同時申込可 |
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※A の交通費は大阪〜東京の新幹線往復を例にした試算です。居住地により変動します。面談時間は編集部により異なります。
それでも直接持ち込みが有利になる条件
- その場で原稿をめくりながら「このコマをこう直す」まで詰めたい(文章返信では不可能)
- 完成原稿が2本以上あり、1回の面談で複数作品を見せられる(分母の時間あたり情報量が増える)
- 担当をつけたい段階に入っている(相性の判断は対面が速い)
あなたの持ち込みルート判定チャート
Q1:完成した読切原稿がありますか?
- 集英社に電話(03-3230-6233)してネーム持ち込みである旨を伝える
- ネーム部門のある賞へ出す(講談社「マガジンで描く!」によると、マガジンライズはオリジナル漫画部門・作画部門・ネーム部門・代原部門の4部門制)
- COMITIA出張マンガ編集部(ネーム・生原稿も受付)/秋田書店Web窓口
Q2:首都圏に日帰りで行けますか?
Q3:今すぐ意見が欲しいですか?
Q4:志望誌は1つに絞れていますか?
予約電話〜当日の実務チェックリスト
1. 電話をかける前
- [ ] 志望誌の受付時間を確認(ジャンプ10:00-22:00/マガジン12:00-17:30/サンデー10:00-17:00)
- [ ] 原稿のページ数と持参する作品数を言えるようにする
- [ ] 希望日は前日までに連絡(サンデーは前日までの予約が必須)
- [ ] 18歳未満は保護者の同意を確認(KADOKAWAコミックキューン等で規定)
2. 電話中に必ず控える項目
- [ ] 対応した編集者の氏名(マガジンは電話に出た編集者が原稿を見る運用のため記録必須)
- [ ] 日時(何時何分集合か)
- [ ] 集合場所と受付階(小学館は2階受付・予約時間5分前に到着)
3. 当日の持ち物
- [ ] 完成原稿(複数持参するなら見せる優先順を事前に決める)
- [ ] 原稿データを入れたUSBメモリ
- [ ] 連絡先メモ(名刺代わり)
- [ ] 次作のネーム(「次は何を描く?」に即答できる)
- [ ] 筆記用具・メモ帳(録音は必ず事前許可)
4. 持ち込み中に必ず聞く3問
- この作品の一番の弱点はどこですか
- 次に何を描けば担当を検討してもらえますか
- 御誌の賞に出すなら何ページが適正ですか
5. 帰宅後24時間以内
- [ ] 指摘を編集者の言い回しのまま文字起こし(要約しない)
- [ ] 名刺をもらえたかを記録(=ゴール達成の判定基準)
- [ ] 次回持ち込み予定日をカレンダーに入れる
持ち込みのゴールは掲載ではなく「名刺」|その後の全工程
名刺から連載までの4段階
- 名刺をもらう(担当がつく) → 持ち込みの実質的なゴール
- 担当打ち合わせ → 題材・方向性のすり合わせ
- 読切ネーム → 読切の掲載/賞への出品
- 連載用ネーム+作画見本を提出 → 連載会議
「1回で結果が出ない」が標準であることの根拠
注意担当がついた後は話が変わります。他誌への同時持ち込みは信義則上の問題になるため、乗り換えたい場合は先に現担当へ伝えるのが筋です。
生成AIの扱い|2025年以降の新ルール
- 提出先の募集要項・利用規約のAI関連条項を毎回読む(改定が進行中のため、去年の記憶は当てにならない)
- 制作過程でAIを使った場合、申告の要否を事前に確認する
- 規定が不明なら、電話予約の際に直接聞く
※AI関連の規定は各社で内容も改定時期も異なります。本記事では個別条項の断定は避けます。応募前に必ず提出先の最新規定をご確認ください。
「漫画持ち込み 泣いた」体験談はなぜ多い?講評の受け止め方
厳しくなるのは仕組みの問題
体験談から拾うべきは「感情」ではなく「指摘の型」
- 感情と情報を切り分ける(言い方は記録対象外、内容だけ残す)
- 当日中に文字起こしして「次に何を描くか」へ変換する
- 2人以上から同じ指摘が出たものだけ直す(1人の主観は雑誌の読者層に依存する)
漫画持ち込みの体験談から作る3つの実行プラン
ケース1:地方在住・完成原稿あり(32P読切)
- 今週:秋田書店Web持ち込み窓口へ送信(13誌対象・通常5営業日以内に連絡)
- 返信後:指摘を反映して修正
- 次回開催時:モチコミonlineに申し込む(無料・1件最大30分・複数編集部へ同時申込可)
- 本命完成後:ジャンプ(1人1作品)またはマガジン(原則1度限り)のWEB持ち込みをここで初めて使う
ケース2:首都圏在住・ネームのみ
- 直近のCOMITIA:出張マンガ編集部でネームを持ち込む(面談15分以内・整理券制)
- 当日:整理券を再取得しながら3〜4編集部を回る
- 翌日:講評をテキスト化し、共通する指摘だけを抽出
- 1か月後:完成原稿にして第一志望へ電話予約(ジャンプ 03-3230-6233)
ケース3:WEB持ち込みを使い切った人
- 短期:マガジンライズの代原部門(少ページで挑戦しやすい枠)。講談社(2026)によると2026年9月期は9月30日締切
- 中期:第117回新人漫画大賞(2026年9月30日〆)、少年ジャンプ+漫画賞(2026年10月31日23:59〆・結果発表2027年1月15日頃)
- 並行:COMITIA出張編集部で講評をもらい続ける(回数制限なし)
補足:市場環境は「Webtoon窓口の増加」に向かっている
よくある質問
漫画のweb持ち込みは何回でも使えますか?
持ち込みは複数の出版社に同時にしてもいいですか?
「漫画持ち込みで泣いた」という体験談を見ますが、そんなに厳しいですか?
ネームや同人誌でも持ち込めますか?
地方に住んでいて上京できません。持ち込みは無理ですか?
持ち込み原稿のサイズや解像度の決まりはありますか?
持ち込みに年齢制限はありますか?
生成AIを使った原稿は持ち込めますか?
まとめ|今日から動く順番
※本記事の日程・電話番号・規定は各社公式発表(2026年時点)に基づきます。変更される場合があるため、応募前に必ず各出版社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
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