声優・創作の道

漫画持ち込みの方法|4ルート比較と最短で担当がつく手順

漫画持ち込みの方法を、直接・WEB・オンライン・出張編集部の4ルートで比較。返信7営業日以内などの実測値と1人1回制限の落とし穴、当日までの逆算チェックリストまで分かります。

漫画持ち込みの方法|4ルート比較と最短で担当がつく手順
まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
  • 完成原稿あり+関東圏に行ける → 第一志望へ電話予約して直接持ち込み(ジャンプ 03-3230-6233/月〜金10:00-22:00)
  • 完成原稿あり+地方在住 → モチコミonline(無料・最大30分)→ 本命完成後にWEB持ち込み
  • ネームしかない → WEB持ち込みは門前払いの窓口あり。郵送・直接・出張編集部・秋田書店Web窓口へ
注意

WEB持ち込みには「1人1作品まで」(ジャンプ)「原則1度限り」(週刊少年マガジン)という回数制限があります。ネーム段階や試し撃ちで送ると、本命ができたときに窓口が残っていません。

漫画持ち込みとは?投稿(漫画賞)との決定的な違い

持ち込みと投稿は「二重応募のルール」が正反対

項目持ち込み投稿(漫画賞)
目的講評をもらう・担当を付ける受賞・掲載・賞金
複数社への同時提出可能(並行OK)不可(二重投稿は失格)
完成度ネーム可の窓口あり完成原稿が基本
結果が出るまで即日〜7営業日数か月(締切後の審査待ち)
得られるもの具体的な改善点・次の課題順位と講評(受賞時)
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ただし「担当がついた後」は同時持ち込みがマナー違反に転じる

  1. 講評をもらうだけの段階 → 複数社を並行して回ってよい(意見を突き合わせる価値がある)
  2. 「次はこれを描いてきて」と宿題が出た段階 → その編集者を軸に据える
  3. 名刺をもらい担当がついた段階 → 他誌への同時持ち込みは信義則上NG。移りたいなら先に断る

主要編集部の持ち込み窓口 横断比較表【制限つき】

主要編集部の持ち込み窓口 横断比較表【制限つき】
編集部予約電話電話受付時間直接持ち込み枠WEB持ち込みWEB返信日数回数・作品数制限ネーム受付スマホ・アナログ撮影原稿対象外
週刊少年ジャンプ03-3230-6233月〜金 10:00-22:00予約制○(24時間受付)7営業日以内1人1作品のみ・代理投稿不可WEB不可(郵送/直接のみ)規定に従う―
少年ジャンプ+03-3230-6133平日 10:00-22:00予約制○各回の案内による漫画賞は1人3作まで要相談規定に従う商業誌発表済作品(賞)
ジャンプSQ.集英社代表窓口経由公式ページ参照予約制○公式ページ参照賞は55ページ以内要相談規定に従う―
週刊少年マガジン03-5395-3460平日 12:00-17:30予約制(電話に出た編集者が対応)○5営業日以内原則1度限り・編集者指名不可賞にネーム部門あり規定に従う―
週刊少年サンデー03-3230-5480平日 10:00-17:00平日15:00-18:00・前日までに要予約○(24時間受付)公式ページ参照公式ページ参照要相談規定に従う―
秋田書店(週刊少年チャンピオン等13誌)Web窓口(会員登録制)―各誌の案内による○5営業日以内窓口規定に従う可可(スマホ作成・アナログ撮影OK)原作脚本は不可
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出典:集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』WEB&直接持ち込み(2026) https://www.jump-mangasho.com/become/mochikomi/ /同Q&A(2026) https://www.jump-mangasho.com/qa/ /少年ジャンプ+漫画賞 募集要項(2026) https://shonenjumpplus.com/article/jumpplusaward /講談社「マガジンで描く!」(2026) https://debut.shonenmagazine.com/mochikomi /小学館 サンデー&サンデーうぇぶり持ち込み受付(2026) https://app.sunday-webry.com/event/mochikomi/ /秋田書店 Web持ち込み窓口(2026) https://mochikomi.akitashoten.jp/

「漫画web持ち込み」で最も多い取り違え

「持ち込み漫画」の形式ハードルは編集部ごとに全く違う

フィードバック単価シミュレーション|交通費をかける価値がある人

ルート実費(例)得られる面談時間アドバイス1分あたり打席数
A:地方→東京 直接持ち込み新幹線往復 約29,000円(大阪〜東京)+原稿出力費1社 約60分想定約483円/分1日1〜2社
B:WEB持ち込み0円0分(文章返信のみ・5〜7営業日待ち)0円だが打席1回で消費ジャンプ1作品/マガジン1回
C:COMITIA出張編集部入場料+交通費15分×3〜5社=45〜75分交通費÷45〜75分回数無制限(整理券再取得可)
D:モチコミonline0円最大30分×申込社数0円/分複数編集部へ同時申込可
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※A の交通費は大阪〜東京の新幹線往復を例にした試算です。居住地により変動します。面談時間は編集部により異なります。

それでも直接持ち込みが有利になる条件

  • その場で原稿をめくりながら「このコマをこう直す」まで詰めたい(文章返信では不可能)
  • 完成原稿が2本以上あり、1回の面談で複数作品を見せられる(分母の時間あたり情報量が増える)
  • 担当をつけたい段階に入っている(相性の判断は対面が速い)

あなたの持ち込みルート判定チャート

Q1:完成した読切原稿がありますか?

  • 集英社に電話(03-3230-6233)してネーム持ち込みである旨を伝える
  • ネーム部門のある賞へ出す(講談社「マガジンで描く!」によると、マガジンライズはオリジナル漫画部門・作画部門・ネーム部門・代原部門の4部門制)
  • COMITIA出張マンガ編集部(ネーム・生原稿も受付)/秋田書店Web窓口

Q2:首都圏に日帰りで行けますか?

Q3:今すぐ意見が欲しいですか?

Q4:志望誌は1つに絞れていますか?

予約電話〜当日の実務チェックリスト

1. 電話をかける前

  • [ ] 志望誌の受付時間を確認(ジャンプ10:00-22:00/マガジン12:00-17:30/サンデー10:00-17:00)
  • [ ] 原稿のページ数と持参する作品数を言えるようにする
  • [ ] 希望日は前日までに連絡(サンデーは前日までの予約が必須)
  • [ ] 18歳未満は保護者の同意を確認(KADOKAWAコミックキューン等で規定)

2. 電話中に必ず控える項目

  • [ ] 対応した編集者の氏名(マガジンは電話に出た編集者が原稿を見る運用のため記録必須)
  • [ ] 日時(何時何分集合か)
  • [ ] 集合場所と受付階(小学館は2階受付・予約時間5分前に到着)

3. 当日の持ち物

  • [ ] 完成原稿(複数持参するなら見せる優先順を事前に決める)
  • [ ] 原稿データを入れたUSBメモリ
  • [ ] 連絡先メモ(名刺代わり)
  • [ ] 次作のネーム(「次は何を描く?」に即答できる)
  • [ ] 筆記用具・メモ帳(録音は必ず事前許可)

4. 持ち込み中に必ず聞く3問

  1. この作品の一番の弱点はどこですか
  2. 次に何を描けば担当を検討してもらえますか
  3. 御誌の賞に出すなら何ページが適正ですか

5. 帰宅後24時間以内

  • [ ] 指摘を編集者の言い回しのまま文字起こし(要約しない)
  • [ ] 名刺をもらえたかを記録(=ゴール達成の判定基準)
  • [ ] 次回持ち込み予定日をカレンダーに入れる

持ち込みのゴールは掲載ではなく「名刺」|その後の全工程

名刺から連載までの4段階

  1. 名刺をもらう(担当がつく) → 持ち込みの実質的なゴール
  2. 担当打ち合わせ → 題材・方向性のすり合わせ
  3. 読切ネーム → 読切の掲載/賞への出品
  4. 連載用ネーム+作画見本を提出 → 連載会議

「1回で結果が出ない」が標準であることの根拠

注意

担当がついた後は話が変わります。他誌への同時持ち込みは信義則上の問題になるため、乗り換えたい場合は先に現担当へ伝えるのが筋です。

生成AIの扱い|2025年以降の新ルール

  • 提出先の募集要項・利用規約のAI関連条項を毎回読む(改定が進行中のため、去年の記憶は当てにならない)
  • 制作過程でAIを使った場合、申告の要否を事前に確認する
  • 規定が不明なら、電話予約の際に直接聞く

※AI関連の規定は各社で内容も改定時期も異なります。本記事では個別条項の断定は避けます。応募前に必ず提出先の最新規定をご確認ください。

「漫画持ち込み 泣いた」体験談はなぜ多い?講評の受け止め方

厳しくなるのは仕組みの問題

体験談から拾うべきは「感情」ではなく「指摘の型」

  1. 感情と情報を切り分ける(言い方は記録対象外、内容だけ残す)
  2. 当日中に文字起こしして「次に何を描くか」へ変換する
  3. 2人以上から同じ指摘が出たものだけ直す(1人の主観は雑誌の読者層に依存する)

漫画持ち込みの体験談から作る3つの実行プラン

ケース1:地方在住・完成原稿あり(32P読切)

  1. 今週:秋田書店Web持ち込み窓口へ送信(13誌対象・通常5営業日以内に連絡)
  2. 返信後:指摘を反映して修正
  3. 次回開催時:モチコミonlineに申し込む(無料・1件最大30分・複数編集部へ同時申込可)
  4. 本命完成後:ジャンプ(1人1作品)またはマガジン(原則1度限り)のWEB持ち込みをここで初めて使う

ケース2:首都圏在住・ネームのみ

  1. 直近のCOMITIA:出張マンガ編集部でネームを持ち込む(面談15分以内・整理券制)
  2. 当日:整理券を再取得しながら3〜4編集部を回る
  3. 翌日:講評をテキスト化し、共通する指摘だけを抽出
  4. 1か月後:完成原稿にして第一志望へ電話予約(ジャンプ 03-3230-6233)

ケース3:WEB持ち込みを使い切った人

  1. 短期:マガジンライズの代原部門(少ページで挑戦しやすい枠)。講談社(2026)によると2026年9月期は9月30日締切
  2. 中期:第117回新人漫画大賞(2026年9月30日〆)、少年ジャンプ+漫画賞(2026年10月31日23:59〆・結果発表2027年1月15日頃)
  3. 並行:COMITIA出張編集部で講評をもらい続ける(回数制限なし)

補足:市場環境は「Webtoon窓口の増加」に向かっている

よくある質問

漫画のweb持ち込みは何回でも使えますか?

持ち込みは複数の出版社に同時にしてもいいですか?

「漫画持ち込みで泣いた」という体験談を見ますが、そんなに厳しいですか?

ネームや同人誌でも持ち込めますか?

地方に住んでいて上京できません。持ち込みは無理ですか?

持ち込み原稿のサイズや解像度の決まりはありますか?

持ち込みに年齢制限はありますか?

生成AIを使った原稿は持ち込めますか?

まとめ|今日から動く順番

※本記事の日程・電話番号・規定は各社公式発表(2026年時点)に基づきます。変更される場合があるため、応募前に必ず各出版社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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